勤怠管理を行うシステムは基本的に導入時に高額なコストを支払うか、利用している間わずかなコストを支払い続けるかのどちらかを選択して導入することになります。前者の場合は導入コストこそ高いもののその後に追加コストを支払う必要がない、後者の場合は利用期間中は毎月コストを支払い続けることになるものの一月当たりのコストは低いというメリットがありますが、最近注目されているのが無料で利用できる勤怠管理システムの存在です。企業からすればこの上なく魅力的なものになるでしょうが、ではどうして勤怠管理が無料で行えるのかと言うと、まず一つ目は何らかの制限があるからです。例えば現在人気を集めているクラウド型のシステムの場合は情報の管理を他社のサーバーで行うことになるのですが、その際に登録する利用者の数が10人未満などの制限の範囲内であった場合には無料で利用できることが多いです。
もしその制限が自社の状況にあっていないのならば諦めるしかありませんが、もし制限内で問題がないのであれば有力な選択肢になるでしょう。また別のパターンとしては勤怠管理の画面上に広告が表示されるタイプもあります。これはシステムを提供することで受け取るはずだった利用料のかわりに、広告を表示することで広告掲載料を受け取ってシステムの運用をしているということになります。全体的な数からみればそこまで多くはありませんが、この場合だと制限も比較的緩やかであることが多いために広告の表示を容認できるようであれば利用が検討できます。
現状だと「何の制限もなく広告も表示されずに自由に利用できる」というものは限られているのですが、それでもこうした新しい選択肢が出てきたことは歓迎するべきことと言えるでしょう。
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